ユニバーサルマナーアワード2017

○○な障がい者の会

誰もが暮らしやすい佐賀を目指し、障害のある目線からの情報発信

障害者情報発信ラジオ番組「エイブル・オン・ラジオ」の制作・放送、障害者が意見交換や交流を行える場所づくり、及び車いすのまま乗車ができるノンステップバスの利用促進活動などに取り組んでいます。

背景・課題

近年ユニバーサルデザインなどの普及などから、ノーマライゼーションの理念が浸透してきたように思えますが、依然、障害者への差別や偏見が日常に存在していたり、障害者が困っている様子に対してどのように声をかけてよいのか分からず通り過ぎたりする様子も目にします。今後高齢化が進む日本において、高齢者や障害者が地域社会の中で活き活きと暮らしていくためには、道路や施設のバリアフリー化に加え、障害に対する理解を浸透させ、心のバリアフリー化に向けて取り組んでいくことが必要であると私たちは考えます。また、障害者は、外出の際に様々な出来事に対して不安を感じ外出を控える傾向にあります。そこで、障害者が安心して外出できる手段であるノンステップバスの利用促進と、障害者が交流できる場をつくることが必要と考えました。

具体的な取り組み内容

(1) 障害者情報発信番組「エイブル・オン・ラジオ」の放送

日常生活において感じる佐賀の暮らしやすさや暮らしにくさを自分たちの手で多くの人たちに伝えていくことにより、障害への理解を広げていこうと、平成24年5月から佐賀のコミュニティFM(えびすFM)において、毎週月曜夜7時から1時間の障害者情報発信番組「エイブル・オン・ラジオ」を生放送しています。外出した際の出来事から障害者の恋愛や子育てなど幅広い話題で放送し、番組を聞いて下さっている方からのメッセージで共感や問題解決などを図っています。

(2)ラジオへの声をきっかけに、交流会を実施

障害者が意見交換や交流が行える場を作ってほしいというラジオ番組への声をきっかけに意見交換会や交流会を6回、バスに乗車してみたいが不安があるという声をきっかけにノンステップバスの乗り方ガイドの制作や乗車体験を5回実施しています。

アピールポイント

「エイブル・オン・ラジオ」は放送開始から5年が経過し、その間の広報活動の成果もあって番組の認知が広まり、放送中に寄せられるメッセージも近年増加の傾向にあって、パーソナリティからの情報発信だけでなく、リスナーと一緒に暮らしやすいまちづくりについて考える場となっています。リスナーからの「自分もいつ障害者になるか分からないので、誰もが暮らしやすいまちとなるように、自分ができることを考えていきたい、そう思えるきっかけになりました。」という声が心に残り、私たちはこれからもそう思ってもらえるような番組を続けていきたいと思っています。病気や障害があることを悔やむのではなく、私たちの目線で気づくことを社会に伝え、ハードとハートの両面からのバリアフリーをこの佐賀から進めていきたいと思います。

法人名:○○な障がい者の会
代表者名:内田勝也
業種:市民活動団体
所在地:〒840-0826
    佐賀県佐賀市白山2-1-12 佐賀商工ビル7階 佐賀市市民活動プラザ レターケースNo.192 ◯◯な障がい者の会
WEB:http://able-on-radio.webnode.jp/