ユニバーサルマナーアワード2017

株式会社丸井グループ

すべての人が「しあわせ」を感じるインクルーシブで豊かな社会

丸井グループは、お客さまの「しあわせ」をすべてのステークホルダーと共に創る「共創価値」経営をすすめています。その考え方のもと、私たちはすべてのお客さまに喜んでいただける、商業施設・商品・サービスの実現を目指します。

背景・課題

「お客さまのお役に立つために進化しつづける」「本業=社会へのお役立ち」という考え方のもと、企業がお客さまをターゲティングするのではなく、一人でも多くのお客さまに選んでいただき喜んでいただくことが私たちの仕事と捉え、「すべてのお客さま」というキーワードが生まれました。このような背景から、これまで私たちがしっかりとおもてなしやサービスの提供ができていなかったと感じる、障害者やLGBTをはじめとする性的マイノリティの方々に向けた研修を推進すると同時に、施設・商品・サービスの提供に向けたベース作りを進めています。15年度後半よりこの取組みをグループ横断の重要なテーマとして掲げ、様々な取組みを2020年に向け行っています。

具体的な取り組み内容

(1)多様なお客さまに喜んで頂くおもてなし

グループ全体でユニバーサルマナー検定を約2400名が受講(2020年までに全従業員受講予定)、2009年から始めたサービス介助研修は営業店スタッフの99%が受講しています。その他に、LGBT研修も約800名が受講しています。また、当事者の方々へのインタビューやお買物体験イベントなどを通じて交流を図ると共に、ニーズの把握やサービス改善にも努めています。

(2)ユニバーサルデザインの導入

昨年4月にオープンした博多マルイでは、オストメイト対応トイレの全フロア設置(1階を除く)、電動車いす充電用コンセント設置、休憩ソファの肘掛けや案内サインの見直しなど施設設備のユニバーサルデザイン化を行いました。九州大学と産学協働の取り組みや障害者との接客ロープレイングの実施などにも挑戦しています。

(3)各店舗での取り組みの波及

博多マルイ以外の店舗でも、カウンター・試着室・店内案内サインの改善や、筆談ボード・コミュニケーションボードの設置などに取り組むほか、当事者視点でのレイアウトや陳列の見直しなども積極的に行っています。

(4)幅広い普及啓発活動の実施

・ブラインドサッカー日本オフィシャルパートナー(公式スーツ提供、女子代表壮行会開催)
・東京レインボープライド、九州レインボープライド参加
・トランスジェンダー向け就活スーツイベント

アピールポイント

障害者やLGBTの方々を含め、今まで弊社を知らなかった、または利用されたことがなかった方々から喜びの声やこの取組みに対する様々なご意見を伺えるようになってきました。私たちが掲げる共創価値経営の考え方に沿って、一方的に何かを提供するのではなく、一緒になって創りあげていく道筋が見えてきたと感じています。

お客さまが必要としているサポートを決めつけるのではなく、あくまでも、自分とは違うひとり一人のお客さまに寄り添うビジネスを目指しています。社会貢献やボランティアといったアプローチではなく、「本業=社会貢献」という軸で、社員全員が仕事を通じて社会のお役に立ち、同時に利益につなげることにより、企業と社会のサステナビリティを実現していきたいと考えています。

法人名:株式会社丸井グループ
代表者名:青井浩
業種:小売・フィンテック
所在地:〒164-8701
    東京都中野区中野4-3-2
WEB:http://www.0101maruigroup.co.jp/