ユニバーサルマナーアワード2017

特定非営利活動法人施無畏 「Co-Co Life☆女子部」編集部

「Co-Co Life☆女子部」発行と障害者女子コミュニティ創造

障害や難病の女性に向けて、1万部発行、季刊。障害当事者の読者モデルが出演し、主に当事者ライターが執筆することで、読者に寄り添い「共感」や「きっかけ」を生んでおり、当事者コミュニティも形成しています。

背景・課題

障害や難病の女性たちは、人目を気にしたり、外出先の不自由に気後れし、家に引きこもってしまう傾向にあります。街のユニバーサルデザイン情報や、気軽に集まれる場も多くありません。対して一般の人は、「街で障害者に会った時、また一緒に出かけた時に、どのように対応したら良いか」の情報が少なく、対応に困る場合があります。障害者の集う場所は「特殊」であり、「難易度が高い」と捉えられることも少なくありません。

この断絶を解決するため、当NPOでは2つ課題を掲げて活動しています。

1.障害のある人が外出したくなる、また行動を誘発する、有益な情報を提供する。

2.障害当事者が、経験や思い、自己の目線を活かせる場をつくる。

本誌が揚げる「こころのバリアフリー」は、障害・難病の当事者と、社会を結びつけるキーワードです。

具体的な取り組み内容

(1)フリーペーパー「Co-Co Life ☆女子部」の発行

○発行部数:毎号1万部

○発行:季刊(年4回)

○配送先:障害・難病の当事者 約514名(読者サポーター)に直送。全国に534軒の設置拠点がある(病院、リハビリ施設、福祉施設、市区町村の福祉課、障害者雇用の企業等)。数値は9月13日現在。

ファッション、恋愛、仕事、旅やお出かけ情報など、幅広いテーマ。主に当事者がプラン出しから取材・執筆までを行い、出演する読者モデルも当事者です。

編集、営業、事務運営等は各分野のプロフェッショナルが支援、クオリティとスピードを担保しています。

 

(2)読者サポーター500名超のコミュニティ

誌面・イベントに出演するモデルやクリエイターの発掘、モデルキャスティング、アンケート・モニター調査、企業と商品・サービスの共同開発、建築物のUD検証、スタッフの見識を活かした講演活動等を行っています。サポーターは20〜40代の女性が中心となり、障害や難病の種類を問わないコミュニティを形成しています。SNSやイベントを通じて積極的に活動しています。

アピールポイント

潤沢でない予算と時間をやりくりし、誌面を出す目的の確立と啓蒙、スタッフ、サポーターの関係性を構築し、少額ながらフィーの提供とボランティアのバランスを取りながら、8年間でvol.21まで発行を継続しました。

今や、本誌の存在が、障害当事者しかできない活躍場所の創出、将来の生きがい、収入、キャリアデザインの創造にまで繋がっています。さらには企業や行政とのコラボレーションが多数実現し、単なる想いの訴求にとどまらず、具体的な社会インフラの変革、行政・企業人のマインドの改善に結びつけることもできました。

これからもたゆまぬ努力を続け、独自の価値を切り開きます。皆様の応援を宜しくお願い致します。「障害のある女子たち、かわいいね!」「一緒に遊びに行こう!」そう言っていただけるのが、私たちの何よりの喜びです。

法人名:特定非営利活動法人施無畏 「Co-Co Life☆女子部」編集部
代表者名:遠藤久憲
業種:障害者向けメディア・コミュニティ運営
所在地:〒102-0084
    東京都千代田区麹町二番町5 番地2 麹町駅プラザ901
WEB:http://www.co-co.ne.jp/