ユニバーサルマナーアワード2017

学校法人上智学院

ソフィア発!大学だからできる教養としてのユニバーサルマナー

上智大学は、本学の教育精神をもって、他者への理解を深めることを通して、みずからの人格を形成し、共生社会に主体的に貢献できる人材の育成を目指します。

背景・課題

本学は、オリンピック・パラリンピックを「多様性の認識」や「社会的包摂とは何か」を学ぶ上で大切な機会と捉え、大学としての役割を考えるべく、学生・教職員・卒業生が手を組みプロジェクトを立ち上げました。リオ2016パラリンピック競技大会にも学生・教職員を派遣して調査を実施し、ハートの大切さを改めて考えるきっかけとなりました。学内は人種、信条の違い、障害の有無など多様性に溢れた環境であり、これまでも、全学共通科目で“ソーシャルインクルージョン”を取り上げることは提案されてきましたが、実現には至りませんでした。今こそ、「他者のために、他者とともに」の教育精神に基づき、共生社会の実現にむけて行動できる人材を育成する教育機関のロールモデルとなり、「ユニバーサルマナー教育」の積極的導入を学内外に提案していきます。

具体的な取り組み内容

(1)学生の意識改革、学びの場の充実

新入生を対象にユニバーサルマナーの認知度やニーズなどの意識調査を行いました。パラスポーツ体験、あすチャレ!Academy、LGBT研修等も実施しています。様々な視点から共生社会について学ぶ新科目を開講し、多彩な講師を招聘しています。

(2)障害のある学生視点から、ユニバーサルな環境づくりを提案

学生による学内アクセシビリティ調査などを行い、キャンパス環境の改善を提起しています。昨年は、成田空港から新国立競技場までの調査も行いました。その他、障害者の積極的採用や中等教育機関に対する啓蒙など幅広い取り組みを実践しています。

(3)外国人留学生のサポートを強化

ムスリムの留学生らが安心して学食を利用できるように導入したハラルフードは、異文化への興味に加えて、ヘルシー思考の日本人学生にも大人気となり売上向上にもつながり、当事者学生が開発したメニューは一食あたり20円が開発途上国の学校給食支援に充てられています。多様性を尊重し、だれもが個性を活かして自分らしく活躍できるキャンパスづくりを進めています。

アピールポイント

多様な方々の視点に立って考える力を身につけるための啓発イベントを行った結果、当事者の学生・教職員が積極的に携わるようになりました。学内のアクセシビリティ調査は、車いすユーザーの学生が実施し、一つの声かけで乗り越えられることがたくさんあることを訴えました。

本学は、来年度より、全学部生が履修可能な「インクルーシブ社会を目指すための教育推進プログラム」の開設を予定しています。今春、新入生を対象に実施した意識調査では、「支援の仕方がわからない」、「気持ちはあってもなかなか行動にうつせない」との声も多くみられましたが、在学中に「ユニバーサルマナー」を学ぶ機会を提供することで、他者への理解をすすめ、ひとりひとりが共生社会の実現にむけて行動できるようになると考えられます。

法人名:学校法人上智学院
代表者名:髙祖敏明
業種:教育・研究機関
所在地:〒102-8554
    東京都千代田区紀尾井町7-1
WEB:http://www.sophia.ac.jp/