ユニバーサルマナーアワード2017

太陽生命保険株式会社

お客様との最高のCommunication(対話)と時代に先駆けたCreation(創造)実現に向けて

シニアのお客様に最も優しい会社になることを目指し「ベストシニアサービス」を展開しています。商品・営業・サービスが三位一体となり、契約時から満了時まであらゆる場面で安心を提供できるよう取組んでおります。

背景・課題

厚生労働省は平成27年1月、「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の中で、認知症を患う人の数が10年後に700万人を超えるとの推計値を発表しています。これは65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算であり、社会問題として認識されています。当社は認知症高齢者が増加する社会に対し、「認知症の治療を支援する保険商品の開発・普及」「認知症を予防するサービスの提供」および「認知症に関する知識の啓発・啓蒙」等を広く展開することで、『持続可能な社会の形成』に貢献していきます。 また、高齢社会の進展に伴い日常生活に不自由を感じるシニアのお客様の増加も予想されることから、ユニバーサルマナーを学ぶことで広く障害等への理解を深め合理的配慮に基づいた対応力の向上に取り組んでいます。

具体的な取り組み内容

(1)理解を深め、サポートを実践する従業員の教育

認知症サポーター養成講座を8,921名が受講(平成28年実績)、ユニバーサルマナー検定を416名(同上)が取得し全店に配置しました。障害のあるお客さまに安心してご来社いただけるよう、全営業店に「コミュニケーションボード」「筆談ボード」「耳マークポスター」を設置しました。

(2)「ひまわり認知症治療保険」の発売

生命保険業界で初めて健康に不安のある方でも加入できる、認知症の治療を支援する保険を発売しました。

(3)「認知症予防スマホアプリ」の提供

「認知症発症リスク」と「歩行速度の低下」との関連などの研究結果を受け、認知症予防アプリを提供しています。

(4)「かけつけ隊サービス」の開始

お客様が安心・便利に給付請求手続きできるよう専門知識を有する内務員がご自宅を訪問し、お手続きのサポートを実施しています。給付金等請求のほか診断書の取得代行や請求書の代筆など、サービスを拡充し平成29年8月時の利用件数は3万件を超えました。

アピールポイント

当社の「認知症高齢者が増加する社会」への取組みが評価され、環境省が主催する「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則」の「グッドプラクティス(優良事例)」に選定されました。 さらに超高齢社会の課題に対し、当社の商品とサービス展開が評価され、公益社団法人日本マーケティング協会主催の「日本マーケティング大賞 奨励賞」を金融機関として初受賞しました。「障害のあるお客さま応対ハンドブック」の全職員への配布、認知症セミナーへの協賛などを通じて、障害をもつお客様や高齢のお客様へ配慮し、相手の視点に立った行動を実践できるよう従業員教育を継続的に実施しております。

太陽生命は今後も「お客様との最高のCommunication(対話)」と「時代に先駆けたCreation(創造)」により、新たな役割にチャレンジし続けたいと考えております。

法人名:太陽生命保険株式会社
代表者名:田中勝英
業種:生命保険
所在地:〒103-6031
    東京都中央区日本橋2-7- 1
WEB:http://www.taiyo-seimei.co.jp/